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週刊マジオン2017年8月分配信内容

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【クロイダイヤ】

クリップで留められた予言のカードをテーブルに置きます。観客にカードを選んでもらい、予言のカードを開くと、数字は合っているのですが、マークが違います。そこでカードを折りたたむと、観客の選んだマークが現れます。さらにおまじないをかけると色が変わり、広げると観客のカードと同じ内容に変化しています。

 

やさしく演じられるサカートリックです。カードが変化していく過程は見ていて楽しく、また、最後はちゃんと予言が成立するのでとても受けます。

【イン・ザ・バッグ】

デックの中から1枚のカードを選んでもらいます。その後デックを紙袋の中にしまい、軽く混ぜます。観客に紙袋の中に手を入れてもらい、1枚のカードを出してもらいますが、これが観客の選んだカードです。残りのデックを紙袋から出すと、すべてカードケースに収まっています。

 

ギミックなしで即興的に演じられるサロン形式のカードマジックです。少し練習は必要ですが、演技の前後にあらため可能で、比較的角度に強く、ストレスがありません。

【オールスター・プロダクション】

観客が選んだカードの数字に従ってカードを配ると、フォー・オブ・ア・カインドが出現します。そして、観客の意思で山を作ってもらい、それを4つの山に配り分けると、それぞれのトップとボトムからまたフォー・オブ・ア・カインドが出現します。そして、残りのカードを見ると、すべて真っ白なカードになっています。

 

やさしく演じられるカードルーティーンです。基本的な技法を1回だけ使いますが、あとはクライマックスまでほぼ自動的に進行します。派手で強力で、簡単。三拍子揃ったカードマジックです。

【リズミカル・オープナー】

デックを2つに分けて、それぞれのトップカードを見ます。当然バラバラのカードですが、一瞬で2枚のエースに変化します。もう一度デックを2つに分けてそれぞれのトップカードを見ますが、またバラバラのカードです。しかし、またしても一瞬で2枚のエースに変化します。最後にデックを表向きに持ち、左右の手の間に投げ渡すと、両手に4枚のキングが現れます。

 

野島が長年練習し続けてきたある技法を活用した手順です。無駄がなく、テンポよくエースが出現していきます。簡単ではありませんが、取り組む価値は十分にあるでしょう。また、ボーナストリックとして、デックを表向きで持った状態で行う4カードのプロダクションを収録しました。こちらも古典的な手法に一捻りを加えたものです。