【電脳フィンガー】
マジシャンは電卓にある数字を打ち込んで渡します。観客は頭の中でサイコロを振り、その目の数字をかけてもらいます。これでランダムな数字ができたはずですが、マジシャンは指先の感覚を頼りにその数字のカードを出していきます。
古典的な原理の野島によるバリエーションです。レギュラーデックが一組あれば少しのセットで演じられます。また、ある程度の大人数にも見せられるので、サロンなどでも重宝できます。徐々に盛り上がる見せ方など、演出についても詳しく触れています。
【望まれない増殖】
4枚のキングの中に入れた観客のカードを消すと言いますが、おまじないをかけるたびに逆に増えていきます。そして…
ジョンハーマンの作品に対するオマージュです。クライマックスに、ストーリーの伏線を回収する現象を加えています。途中のカードの増減のパートはカウント技法を駆使しますので、非常に演じ甲斐があります。
【ツーインワン・プリディクション】
3枚のカードが半分に破られた6つのピースを、観客の意思で好きな組み合わせにしてもらいます。その内容が予言されています。
古典プロットに対する野島の回答です。原理自体は古くからありますが、このバージョンでは、予言を複数用意する必要がありません。事前に予言のカードをはっきり示した状態で演じられます。そのため、ストレートな見せ方が可能となっています。
【スカイフィッシュ】
空中から4枚のキングを次々と取り出します。
テクニカルなカードのプロダクションです。テンポよく次々とカードが現れるよう構成されています。特に、4枚目の出現はギミックかと思うほどビジュアルに、一瞬で現れます。
【特別配信・丸山真一インタビュー前半】
2017年10月のゲストは、最強のカーディシャン丸山真一です!
インタビューあり、作品解説あり、とにかく熱い映像を3日に渡って配信いたします。
このゲスト映像については、2017年10月入会者限定特典となります。
どうそ、この機会をお見逃しなく!
・丸山のスタイル
最初はテクニカル重視の演技を好まれていた氏ですが、近年はメンタルマジックも取り入れて不思議なマジックも演じています。
そのきっかけと、マジックに対する思いを語っていただきました。
・テクニカルメンタル
テクニックとメンタルマジックの融合について語ります。
「メンタルマジックをやる時は器用そうに見せてはいけないなんて誰が決めたんだ?」
など、氏の独自の理論が展開されます。
また、マジックを構成するうえでのバランスの話も必見です。
・コインマジック論
丸山がコインマジックを語ります!
「何故コインが消えたように見えないのか?」
「コインマジックを消すのに必要なエネルギーは?」
など、興味深い話盛りだくさんでお送りいたします。
出演協力:金森駿
【特別配信・丸山真一インタビュー後半】
丸山真一氏のインタビュー後半です!プロならではの体験談、氏の哲学についてさらに語っていただきました!
・現象のリアリティ
・おまじない
・情報のコントロール
・ACAAN
・種明かしを求められた時
・記憶術のデモンストレーション
・カード当てのこだわり
【特別配信・ポケット・ミステリー】
2人の観客にカードを選んでもらいます。その後、デックを2つに分けて左右のポケットにしまいます。
それぞれのポケットの中から、観客が選んだカードを手探りで出して見せますが、最後は意外な展開が起こって当たります。
丸山氏のレパートリーを特別に提供していただきました。
マニアが見ても全く分からないカード当てです。観客がカットした場所のカードを覚えた後、完全に混ぜてしまうので、手がかりがありません。
私(野島)も2回見て2回とも引っかかりました。このカードを特定する原理だけでも相当な価値があります。
ここで紹介する独特のダブルカードの扱いも覚えて損はありません。
サロンでも演じられる、パワフルなカードマジックです。お楽しみください。