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週刊マジオン2018年2月分配信内容

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【悩みに武藤君よGO!】

 ダイヤの2~10のカードを抜き出し、テーブルに置いておきます。

 観客にカードを1枚選んでもらい、デックの中ほどに戻します。先ほどどけておいたダイヤのカードを3つの山に配り分け、どれかひとつを選んでもらいます(この動作は何度でもやり直すことが出来ます)。

 観客に指定されたパケット以外をデックの中ほどに戻した後、選ばれたパケットのカードの数字分だけ配ると観客が選んだカードが現れます。

 さらに、それらを片付けてもう一度配りなおすと、選ばれたカードの残りの4オブ・ア・カインドが出現します。

 

 セミ・セルフワーキングともいうべきトリックです。後半の一か所を除き技術を必要としません。補足のアイデアとして、これをカード当てではなく予言として演じる手法も解説しており、こちらはさらに簡単に演じられます。

 気になるタイトルの由来ですが、それは解説を見て確認してください!

【イロジカル・トライアンフ】

 観客にカードを一枚選んでもらい、それを中に戻した後カードを表と裏で混ぜ合わせ、ぐちゃぐちゃであることを確認しますが一瞬で表裏が揃ってしまいます。中央で1枚だけ向きが違うカードがあり、それが観客の選んだカードです。

 

 所謂トライアンフ現象です。イロジカルな動作を採用することで、難しいフォールス・シャッフルや天海ターンオーバーといった動作をなくすことに成功しました。角度にも強く、気軽に演じることが出来ます。

【コインズ・トゥ・ペーパーカップ】

 3枚のコインが、紙コップの中に1枚ずつ飛行します。

 

 飛行の瞬間が音で分かるというコインズアクロスです。紙コップにちょっとした工作を施すことで、簡単に、好きなタイミングで音を出すことができるようになっています。映像では3枚のコインの飛行として紹介していますが、このギミックの考え方は他にも応用が利きます。

 

 特別に、映像の最後に堀木智也による演技映像も収録しております。手順構成の一例として、観賞用としてお楽しみください。

【オイル&ウォーター2018】

 赤いカードと黒いカード4枚ずつを重ねると、赤と黒が交互に混ざります。確かに混ざっていることを確かめた後、カードを広げたままの状態で赤と黒が分かれます。

 

 野島の研究テーマのひとつであるオイル&ウォーターの最新版です。ノーエキストラで、フェアに進行します。また、分離の部分では2015年のFISMアクトで使用したシークエンスを採用しています。広げたまま分かれるというテーマに対する一つの回答です。