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週刊マジオン2018年4月分配信内容

週刊マジオンにご入会いただきますと、1か月分を会員価格(2,000円+消費税)でご購入いただける「まとめパック」がご利用いただけます。

【ノーリスク・ノーリターン】

大量の小銭を使って、好きな金額の山を好きなだけ作ってもらいます。その数字を使って簡単な足し算を行い、1桁の数字を作ります。その数字が予言されています。

 

巧妙な数理原理を用いた予言のトリックです。小銭の山は1円玉から500円玉までまんべんなく入っており、観客に好きな小銭を足して貰ってから始めますので、公明正大です。

【ビッグ・ダイス・チェンジ】

紙コップの中で大きなサイコロの目が次々と変化していきます。

 

密室空間の中で目が変化するので、不思議です。映像では、観客の指定した目に変化させる方法と、サイコロの目を次々と変化させていく手順の2種類を解説しています。

2016年8月に発表した「カップ&ダイス」から続けて演じられるのも魅力的です。映像の中では、「カップ&ダイス」から続けて演じる場合の方法についても解説しています。

【バシャーン!!】

腕にかけたビニール袋が、一瞬から抜け落ちます。

 

野島がテレビでも演じた完全即席の貫通トリックです。腕にかけたあと袋をぶら下げて見せられるので、説得力があります。ビニール袋に仕掛けはなく、やろうと思えばお店のレジで袋を受け取った瞬間に演じることも可能です。

【硬水~水漏れと油漏れ~】

赤いカード4枚と黒いカード4枚を交互に混ぜますが、カードを広げると赤と黒が分かれています。今度は赤と黒を1枚ずつ減らしてから交互に混ぜますが、やはり分かれます。最後に赤と黒2枚ずつで行いますが、やはり分かれます。次の瞬間、予想外のクライマックスが訪れます。

 

福田 庸太氏の「水漏れと油漏れ」の野島によるバリエーション。同名の手順を「奇術探究第5号」にも発表していますが、ここでは改めや技法を追加した、凝ったハンドリングを紹介いたします。

今回の記念号は、関西のベテランマジシャン、Yuji村上氏をお迎えしてのスペシャルな内容をお届けいたします。

 

27、28、29日の3日間は、Yuji村上氏のこだわりの手順をお楽しみください。氏は改良の天才で、すべての動作、現象に一貫した理由や演出が付けられます。氏のマジックのストーリーには矛盾がありません。ここまで考えてマジックをやっている方はなかなかいないでしょう。

この回では「オリガミチェンジ」「ノジーズスリーダイスルーティーン」の2つの作品を演じていただきました。氏の演出とハンドリングによって、全く違う作品に見えてくると思います。

また、オマケとして、それぞれの作品の制作秘話も語っています。

 

※この4月27~29日にかけて行われる特別配信は、4月にご入会された方への特典となります。今後バックナンバーの配信を行うときもこちらの映像は入りませんので、ご了承ください。

【ディクロマプラス】

10個のサイコロを振ってもらいます。それを1列に並べて演者と観客でサイコロを交互に取って行くゲームをします。最終的に観客が取ったダイスの色の内訳と、取ったサイコロの目の合計数が予言されています。

 

堀木智也氏の「ディクロマティック・プレディクション」の村上バージョンです。原案では6個で演じているのに対して、村上氏の方法では10個使用します。しかし、演技者の負担は原案とあまり変わらずに演じることができます。不可能性を増やし、負担を増やさないアイデアに注目です。

【アンリンクダイス】

リンキングダイスの手法でダイスを絡めた後、息を吹きかけると外れます。

 

これを初めて見た時は驚きました。やましいところなく、ゆっくりとダイスが外れます。リンキングダイスの映像の中では外す方法は解説していなかったので、これを待っていた方も多いのではないでしょうか。ベストの方法の一つと言えるでしょう。

 

※追記※今回の作品と同種のハンドリングを藤原邦恭氏が先に考案・発表されていたことが分かりました。クレジットを藤原邦恭氏に訂正いたします。