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週刊マジオン2018年7月分配信内容

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【マジカル・メッセージ】

カードの裏に文字の書かれた特殊なトランプを取り出します。観客にトランプを2つに分けてもらい、片方の山をひっくり返し、裏表が混ざるようにシャフルをしてもらいます。このように裏表が混ざるように3回シャフルを行います。その後マークを1つ決めて、そのマークの13枚を順番を変えないように抜き出します。カードの裏を見ると文章が完成しており、混ぜ方がコントロールされていたことが示されます。

 

ほぼセルフワーキングのカードマジックです。どちらの山をひっくり返すかは自由ですし、混ぜるのも観客自身が行いますのでフェアに進行します。また、状況に応じて自分の電話番号や「誕生日おめでとう」など合計4種類のメッセージを出すことができます。

【モアエフェクティブ・トランスポ】

4枚のエースと4枚のキングが、1枚ずつ入れ替わります。

 

本格的なパケットトリックです。少し変わったカード構成になっており、1枚ずつ交換しているという印象を与えられるように工夫しています。難易度は少々高めですが、挑戦しがいのある作品です。

【ワールドサンドイッチ】

観客に1枚カードを選んでもらいます。3カウントで選ばれたカードを探し出すと宣言してカウントを始めますが、号令に合わせて2枚のジョーカーが現れ、その間に裏向きのカードが現れます。そのカードの表を見ると、観客の選んだカードです。さらに、手元のジョーカーが、観客の選んだカードと同数時の3枚に変化し、フォー・オブ・ア・カインドが揃います。

 

2017年5月に大阪で行われたFISM ASIA選考会で野島が演じたサンドイッチの手順です。テンポよく3枚のカードが現れますので、非常にウケが良いです。FISM2018の閉会を記念して、当時の手順を発表いたします。

【フライアウェイ・ノット】

ロープの中央に蝶々結びを作りますが、この結び目がずれたり取れたりして、最終的に仕掛けのないロープが残ります。

 

Salvanoのロープ切りの野島によるバリエーションです。結び目がスライドした後で取れますので、マジシャンに対しても意外性があります。

 

【ルーラー】

今回の記念号は、南部信昭氏をお迎えいたしました。

南部氏は野島伸幸の先生にあたる方で、野島の創作に多大な影響を与えました。南部なくして今の野島は存在しないでしょう。

南部氏の作品は遊び心に溢れており、「不思議なんだかなんだかわからない、そもそもマジックかどうかすら危うい」という珍作を多く創作しています。

今回はその珍作の中から選りすぐりの作品をご提供いただきました。過去最長の4日間にわたっての配信となります。

 

この回では、「ルーラー」という、如何とも形容しがたい予言のマジック(?)をご紹介いたします。

珍作ですので、あまり期待せずにお楽しみください。

 

※この7月27~30日にかけて行われる特別配信は、7月にご入会された方への特典となります。今後バックナンバーの配信を行うときもこちらの映像は入りませんので、ご了承ください。

 

【コンバージョン】

ゲスト回初日の放送で南部氏の珍作家っぷりをご理解いただけたかと思いますが、2日目は真面目な作品をご紹介いたします。

スライトなしで演じられるマッチング現象です。あらための説得力が強く、非常に不思議です。それにもかかわらず、初心者でも安心して演じられるほど簡単です。

【アンサー】

真面目な作品も作れるということがお分かりいただけたところで、再び南部氏の珍作をご紹介いたします。

2枚のコインを使った、古典的な移動を演じますが、その問題点を指摘し、見事(?)に解決します。

着眼点、解決策、どれをとっても珍作です。

こういう肩の力が抜けるような作品を知っておくと、マジシャン同士の会話が盛り上がります。ぜひ覚えておきましょう(覚えなくても何の問題もありません)。

【いずれにせよ不思議】

収録時に野島が笑いすぎて、映像がお蔵入りになり、後日一人で撮り直しになった珍作パケットトリックです。

屁理屈をこねながらカードがどんどん変化していきます。

常に観客の想像と違う現象が起こるので、見ていて飽きません。

難易度は高めですが、パケット好きにはぜひ挑戦してもらいたい作品です。

レギュラーデック一組で演じられます。