BLUEFOREST DECK 制作者からのコメント

制作者のMOから、デックができるまでの経緯やこだわりについてコメントをいただきました。

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デックを作るにあたって

4Fコンベンションに演者として参加した時のこと、Pit Hartling氏が自分のオリジナルデックを使ってレクチャーショーをやっていました。

渋い色合いに総柄の模様で氏の名前がプリントされたデックは非常にかっこよく自分もこんな風にシグネチャーデックがあるといいなと思っていました。

 

カーディシャンにとってカードはなくてはならない存在であるものの、品質はブランドによって、場合によっては時代によって大きく変化します。

あの頃のあのデックは使い心地が良かったよね、なんてマニアトークがされたり、あのデック好きだったのに販売終了したらしい、バージョンが変わって質感が変わってしまった、なんて悲しいニュースが舞い込んで来ることもしばしばです。

 

もっとも基本となる道具であるにも関わらず、中々それ自体は安定はしない、そんな存在がデックだと思っています。

 

私も今に至るまで色んなデックを使ってきましたが、最終的にこれだ!と落ち着けそうなデックには出会えずにいました。

 

デックデザインについて

じゃあいっそのこと、シグネチャーデックを作ってしまおう!という話になったわけですがこれが中々簡単ではありません。

お金がかかるのもそうですが、何より新たにこの世に生み出すデックのコンセプトを決めるのは難しいことでした。

 

デックのデザインには大きく分けるとシンプル系と総柄系の2種類があります。

一時期、ミニマリズムが流行った時には(今でもまだ名残はありますが)シンプルなデックデザインの物が人気を博しました。

中でもNOCデックはミニマリズムの極致という売り文句もありました。

 

ただ、デザインに携わったKei Izumiさんが仰っていたことですが、シンプルなデックは飽きが来やすいという面もあります。

ミニマルなデザインにすればするほど個性は出しにくくなりますし、デザインもパターン化されてきてしまいます。

 

そこで、今回は総柄系のデザインという方向性で、かつネイチャー要素を強めた形でデザインしていただきました。

カード1枚でみた時の存在感はもちろん、スプレッドをした時の模様も綺麗に出るようにデザインされています。

更にクセのないデザインなので場面を選ばずに使えるところも気に入っています。

 

さりげなくスペードのエースだけに私のサインを入れてもらい、シグネチャーデックという主張も適度に抑えています。

 

ジョーカーはデュプリケイト仕様で、可愛らしい小鳥の絵が描かれています。

総じて肩肘を張らずにリラックスして使えるデックデザインになっていると思います。

使い心地について

実際に何パターンか紙質とフィニッシュの加工が異なるものをサンプルとして触って行く中でもっともしっくりと来る紙質・フィニッシュを選択しています。

私自身はあまり硬いデックは好みではなく、適度なしなやかさを持っている方が好みだったので、それに合う紙を使っています。

硬さ、滑り具合、裁断共に開封直後に慣らす必要もないほど使いやすいコンディションであり、私にとっては理想的なデックです。

特に裁断の美しさは、パーフェクトファローもすんなり入りますし、デックを握った時の感触も気持ちが良いです。

 

 

この手の質感のデックはどうしても使って行くうちにへたってきてしまうものですが、少し置いておけば滑りも復活しますし、劣化のレベルもある一定で落ち着きます。

そのため、末長くご愛用していただけるものと考えております。

さいごに

Kei Izumi氏の存在なしにこのデックは完成しませんでした。

デックを作るということはどういう事なのか、自分の頭で考えさせられるきっかけにもなりましたし、私のわがままにも応えて下さり、満足のいくデックに仕上がりました。

 

また、この度こうしてデックを公にリリースする機会を与えて下さった野島伸幸氏にも感謝しています。

この場を借りて両者にお礼の言葉を述べさせていただきます。本当にありがとうございました。

カーディシャン MO

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